ユニオンNews

№89 第29回定期大会続報:新たな書記長が就任

2025/11/01
前号ニュースの続報:9月21日に開催した第29回姫路ユニオン定期大会で新たに後藤書記長が選出されました。

総会あいさつの中で後藤氏は、「率直に申し上げて不安しかありません」と心境を述べつつ、「誰かが担わなければ活動は続かない」と就任にあたっての心境を述べました。

ユニオン運動は、労働者が連帯し互いに支え合うことで、働く環境の改善や社会の公正を実現する重要な役割を持ちます。活動を通じて一人ひとりの声が反映されることは、よりよい社会づくりにつながります。しかし、どこのユニオンも一部の組合員に負担が集中してしまっている現状があります。実質賃金の低下がユニオン運動に関わること自体を難しくしています。後藤氏は姫路ユニオンの状況に触れつつ、「無理のない持続可能な運営を模索しなければならない」と語りました。

さらに後藤氏は、ユニオンのあり方について「互いを尊重し、違いを認め合いながら支え合う場であってほしい」と述べ、組合員一人ひとりが不足する部分を補い合い、安心して参加できる居場所づくりの大切さを強調しました。人は誰もが不完全であり、完璧ではありません。だからこそ互いに学び合い、支え合う場が必要なのです。

就任のあいさつは「まだまだ至らない点も多いが、皆さまに支えていただきながら学び、成長していきたい」と結ばれました。後藤氏の率直で誠実な言葉は、組合員一人ひとりに今後の活動への連帯と期待を感じさせるものでした。

総会では森山前書記長の長年の尽力にも触れられ、参加者からは温かな拍手が送られました。新体制のもと、ユニオンは支え合いを大切にしながら、よりよい活動の実現に向けて歩んでいきます。 
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